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第30回紙わざ大賞

幼い頃からメモや落書きを紙に記し残してきた。


その紙の山を簡単に捨てる事は出来ず、溜め込んだ情報全てを再生紙に変容させる事で、自身の内面に迫ろうと考えた。


自然の中で他人と関わり、自分を理解しようとする思想の結晶。

紙と繊維を細かく切って、液状に溶かし型に流し込んで天日で乾燥させる。

長い時間をかけて水分を取り除くと、再生紙の塊になる。


有機的な曲線と無機質な質感を併せ持つ紙を、何層にも重ねる事で、長い年月をかけて発展した紙の歴史と、廃れていくアナログ文化を示相化石として表現した。


大賞

示相化石 S-4/榎本大翔

紙、W280mm×D280mm×H330mm

2021年12月7日(火)~ 2022年2月28日(月)   (土・日・祝日休 12月は土曜日も開館)      10:00~16:30 (入館は16:00まで)       特種東海製紙Pam 静岡県駿東郡長泉町本宿437   TEL055-988-2401                 入場無料

ご来館の際には感染症対策にご協力お願いします。

状況により、入場制限や臨時休館の可能性がありますので電話かホームページにて事前予約をお願いいたします。



#紙わざ大賞 」は、「 #紙 」を使用し自由な発想での創作をテーマとしたペーパーアートのコンペティションです。

このたび、全国よりご応募いただきました数々の作品の中から厳正なる審査により選ばれた作品を紹介いたします。

「紙」のあたたかさ、しなやかさ、色合い、そして可能性を存分に感じてください。






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